だって大神アマテラスさまはポカポカ陽気がご身上のお調子者なんだからなァ!
どうもノエです。
大神:絶景版をクリアしたので、レビューしていきます。
前評判が良く気になっていたのでプレイし始めると「筆調べ」の独自性と和風なグラフィックやコミカルなキャラクターたちに楽しく最後まで遊ぶことが出来ました。
ただ、この部分はキツイ!ていう部分も遊んでみて感じたので良い面・悪い面正直に書かせていただきます!
- ゲームデザインはゼルダの伝説時のオカリナのようなプレイ感
- 「筆しらべ」が他のゲームには無いシステムで独自性がある
- 戦闘は難易度低め。謎解きやタイムアタックの方が難易度高め
25/1/4 大神:絶景版のレビュー公開
大神:絶景版の基本情報
和で彩られた美しい世界・ナカツクニを舞台とした感動活劇「大神」が、高解像度になって登場。
色鮮やかにいきいきと描かれるグラフィックは、まさに絶景の名にふさわしく、息をのむ美しさ。
大神アマテラスとなって、魅力的な登場人物たちとの心あたたまる物語に心震わせ、美しい大自然を駆けめぐろう。
物語が終焉を迎えた時、きっとあなたは涙に濡れる…。
本作では、原作「大神」のオリジナル画面と同じ4:3比率でのプレイを始め、ロード中のミニゲームの復活など、高解像度でありながら昔遊んだ体験に近い形で楽しんて頂けるモードでのプレイも可能となっております!
(※公式より一部抜粋)
開発元 | クローバースタジオ【無印】ヘキサドライブ【絶景版】 |
販売元 | CAPCOM |
リリース日 | 2012年11月1日 |
ジャンル | アクションRPG |
対応ハード | Switch、PS4、Xbox Series X/S、Steam |
推定クリア時間 | 25時間ぐらい |
大神:絶景版の評価
各要素の評価(各項目10点満点、合計70点)
特殊評価(各項目10点満点、合計30点)
総合評価
総合評価:80/100
星平均:4.0/5.0
総合評価は80点と良ゲーの評価に。
【評価基準】
神ゲー | 年に1本出るかどうかのすべての人にオススメ出来るゲーム | |
良ゲー | 期待以上でクオリティが高く、丁寧に作りこまれているゲーム | |
凡ゲー | 特に可もなく不可もない。時間が余ってる人向けのゲーム | |
マニアゲー | 残念さが目立つが、好きな人は好きなタイプのゲーム | |
クソゲー | 破綻している、バグが致命的 |
それでは各項目の詳細についてです。
大神:絶景版は何が面白い?
本作を遊んでいて面白い!と思った部分についてご紹介。以下の4点です。
- 独自性の高いゲームグラフィックやシステム
- 魅力的なキャラクターが織りなすストーリー
- 和風なBGMが癒される
- ちょっとした小ネタがクスっとくる
具体的に紹介します。
独自性の高いゲームグラフィックやシステム
本作は大事な柱が2つあると個人的に思っています。それは「筆しらべ」・「水墨画風グラフィック」の2つです。
どちらも大神を語る上では外せない要素なので各項目分けて話をしていきます。
筆調べ
戦闘中・フィールド探索中・イベント中でも発生するのが「筆しらべ」
ようはどこでも筆しらべで世界に影響を与えることが出来る神の御業と言うわけです。
夜空に丸を描けば、太陽が出てたちまち朝日が昇り、壊れた橋を筆で塗ればあっという間に元通り。
戦闘中では通常攻撃に加え、的確なタイミングで筆しらべを使うことでで敵にダメージや敵のアーマー状態を解除出来たりと高頻度で「筆しらべ」が登場します。
ボス戦でも「筆しらべ」を使ったギミックがあったりと他のゲームでは見られないギミックが盛りだくさん登場するので、ちょっと変わったシステムのアクションRPGをやるなら本作は打ってつけのタイトルとなってます。
水墨画風グラフィック
本作のグラフィックは水墨画調で淡さがありつつも力強さがあり独特。
そんな水墨画調の世界をアマ公で走り回れる爽快感は言葉では伝えきれない気持ちよさがあります。
リアルな質感ではないですが、桜は桜らしく、水は水らしく描かれていて大神を通して新しい体験が出来ること間違いなしです。
遠近感も表現されていて、アマ公で旅をしている間にいくつもの綺麗な風景に出会う瞬間が多々あります。
魅力的なキャラクターが織りなすストーリー
登場するキャラクターはデフォルメが強く、表情豊かにストーリーを盛り上げてくれます。メインのアマ公とイッスンの掛け合いも面白いし、村に住んでる老若男女問わず良いキャラしてるんです。
個人的に印象に残ってるのは合間に出てくるスサノオやウシワカ。
彼らはかなりキャラが濃かったです笑 他にも濃いキャラがたくさん出てくるので、それは遊んでみてのお楽しみに!
スサノオ
ウシワカ
私はオキクルミの生き方とデザインがカッコよくて好き!
オキクルミ
和風なBGMが癒される
本作は日本神話を題材にしているので、BGMも和風で神秘的な印象が強いです。
雅楽ベースのBGMが多めですが、壮快なBGM、情緒的なBGMなどはピアノ?シンセサイザー?のような要素も入っていて各地域の雰囲気をBGMで表現しているような感じになってました。
百聞は一見にしかず?というわけで公式のPVを御覧ください!
ちょっとした小ネタがクスっとくる
ネタバレになるので何がとは言いませんが、CAPCOMタイトルの小ネタが所々に隠れていて
いや隠れてないですね笑
結構モロに出してくるのでそれだけで面白いです。
大神:絶景版のやり込み要素について
やり込み要素は様々あり、収集系が多いです。一部難易度が高いものがありますが、基本的にはコツコツ集める系なので根気勝負なところがでかいです。作業感は出てくるのでゆっくり集めるのが良いでしょう!
他にはミニゲームが各地域に点々とあります。自分は穴を掘るミニゲームが難しすぎて収集系は一旦断念。脳トレ系が好きな人ならハマるようなミニゲームや釣りなんかも遊びごたえのある内容でした。
やり込み要素一覧
- 各地ミニゲーム攻略
- 図鑑埋め・妖怪面相書き埋め・絵巻物埋め
- はぐれ珠収集
- アマ公のステータス強化
大神:絶景版のボリュームについて
クリアだけだと25時間ぐらいで、やりこみ含めても50時間いかないぐらいでコンプリート出来そうなボリュームと思われます。
パッケージで2,000円ぐらい、DL版だとセールで1,000円しないぐらいで購入できるのでどちらの値段で買っても満足感のあるボリュームになっています。
大神:絶景版の挫折ポイントについて
遊んでいて挫折しそうなポイントは1つありました。
- ちょっとした謎解きで物語が進まない
具体的に紹介します。
ちょっとした謎解きで物語が進まない
遊んでいて思ったのが、タイムアタックのような要素やしらみつぶしに当たり探索して、筆しらべを使用する要素、穴を掘ってNPCを誘導するミニゲームなどがサクサク進めたいのに足止めになっていることが多々ありました。
淡々したゲームにならないような工夫だとは思うのですが、個人的にはやり込みたい人だけ選択できるようにしても良かった気がします。
謎解き・タイムアタックの要素が案外強く感じたのもあってゼルダの伝説に時オカやムジュラにそっくりだなと感じたんですよね~。
重要なキーワードはイッスンがヒントをくれたり、赤文字で目立たせてプレイヤーが気が付くようにはしてくれています。
大神:絶景版の良かった点・気になった点まとめ
各項目についてお話してきましたが、良かった点、気になった点について簡単にまとめてみました。プレイしたときの主観で遊びはじめから終盤にかけての気持ちの変化や面白さの気づきなど
良かった点について
良かった点については、面白い部分・気持ち良い部分・ゲームの肝になる部分について触れた内容になっています。
- 独自性の高いグラフィックやシステム
- 魅力的なキャラクターがおりなすストーリー
- 和風なBGMが癒される
- ちょっとした小ネタがクスっとくる
気になった点について
具体的にはつまらない部分・気持ち良くない部分・手間がかかる・時間がとられる部分というようなものが当てはまり、Ikenfellは以下の通り。
ちょっとした謎解きで物語が進まない
大神:絶景版のまとめ
良かった点、いまいちだった点を話してきましたがいかがだったでしょうか?
遊ぶ前は落書き王国やピカチュウ元気でちゅうみたいな癖の強いアドベンチャーかと思っていましたが、いざプレイしてみるとしっかりとアクションRPGとなっていました。
フィールドの探索、ダンジョン攻略、手に汗握るボス戦などのお決まり要素をベースに、アクセントとして「筆しらべ」が効いてくる。
アクションRPGをガッツリ遊びたい人も気楽にゆるーく遊びたい人でも万人受けするタイトルだと個人的に思いました。
それでは最後にどのような人にオススメかというと
- 普通のアクションRPGに飽きた人
- 水墨画のような世界で癒されたい人
- 暴力描写が苦手だけどアクションゲームで遊びたい人
- 人探し・謎解き・スピードアタック系は絶対無理!って人
- 和風な世界観より洋風な剣と魔法が好きって人
ということでのクリアレビューでした。
もしよければ大神:絶景版や記事の感想をコメントしてもらえたら嬉しいです。ではまた次の更新でお会いしましょう! ばいばい