クリアレビュー

【ドラクエ11 Sクリアレビュー】王道を突き詰めたJRPGの到達点【評価★4/5】

”王道JRPG”という剣を鍛えに鍛え上げた到達点。究極のJRPG。

どうもノエです。

今回は2020年10月4日に発売したドラゴンクエスト11 Sをクリアしたのでレビューしていきます。(ネタバレ無しです)

プレイ前にどんなゲームか予想していたのですが、プレイしてみると思った通りグラフィックが綺麗ながらも中身はいつものドラクエでしたね。

と一言で言えばそうなんですが・・・・それでは終わりません。今から言う部分が超重要。

ドラクエ11sはあなたの予想を高いクオリティでことごとく凌駕していきます。スクショや公式HP、紹介動画から伝わるものだけではこのクオリティを表現しきれていません。

ちなみにクリア状況としては最強装備をほぼほぼそろえ終えて、真のボスを撃破。これからはサブクエストや装備集め、図鑑埋めが残ってる段階です。

というわけでまだ完全なクリアではないのですがひと段落したので

「良かった点」「ここはどうなの!?」

っていう部分について話していきます。

まずは全体的な評価から。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSの評価

各要素の評価

キャラ・デザイン 斬新、シルエットが気持ち良い。
グラフィック 質感や空気感が表現されている
音楽 耳に残る、サントラ出たら買いたいか
ストーリー 盛り上がる・引き込まれるか
操作性 UIはわかりやすいか、説明は十分か、カメラワークはどうか
システム 斬新、やりこめる、計算されている
総合 トータルでどうか

総合評価

合計星数:24.0/30.0 

星平均:4.00/5.00

平均星4と高い評価に。各項目の詳細については長くなるので割愛。

高くなった理由に関しては

  • グラフィック:背景、キャラ、装備が丁寧に作り込まれている
  • ストーリー:王道ながらも様々な山場があり、ついつい先が気になって遊び続けてしまう魅力
  • システム:斬新さは少ないがやり込みが膨大かつこちらも丁寧に作られて飽きずにプレイ出来た
  • キャラ・デザイン:仲間キャラの戦う理由がしっかりとストーリーで掘り下げられていて愛着がわくのはもちろん装備によっては見た目が変わったりと製作陣のキャラ愛を感じた

というのが主な理由。

総合評価としては良ゲー以上になりました。

全体的に丁寧な作りで長年のナンバリングタイトルということもあり安心してプレイ出来ました。

【評価基準】

良ゲー 期待以上でクオリティが高く、丁寧に作りこまれている

 

それではいつものごとく、ゲームの概要をおさえた後、良かった部分とここはどうなのって部分について話していきます。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSの紹介

主人公は、穏やかなイシの村で暮らす青年。

16歳となり、成人の儀式に挑んだ主人公は、自分がかつて世界を救ったとされる「勇者」の生まれ変わりだと知る。

勇者とは何か、勇者の使命とは何かを知るため、彼は故郷を旅立つ。

目指すは大陸一の大国デルカダール。主人公の母によれば、この地に行けばすべてが明らかになるのだという。

やがてデルカダールにたどりついた主人公は、王のもとへ向かう。

勇者であることを告げる主人公に、デルカダール王は勇者とは何者なのかを語り出す。

デルカダール王が語った内容は、衝撃的なものだった。

勇者は悪魔の子である、というのだ。王の言葉に反応し、主人公に立ちはだかる兵士たちと、突きつけられる剣。

一体これはどういうことなのか。伝説の勇者の物語は急展開を見せ、大きく動き出す。

主人公の運命やいかに・・・?

(※公式より一部抜粋)

発売元 SQUARE ENIX
リリース日 通常版:2017年7月29日 S【完全版】:2020年12月4日
ジャンル RPG
対応ハード Switch,PC,XBOX One,XBOX GAME PASS ,PS4,
推定クリア時間 約50時間程度~約150時間程度

 

ドラゴンクエスト11 Sはこんなゲーム
  • ドラクエ11に多くの要素を追加し、より快適により楽しく遊べるようにパワーアップ
  • キャラクターにボイスが追加され、ストーリーをよりドラマティックに演出
  • 見た目の着せ替え装備やフォトモードでよりロトゼタシアの風景や世界に没入

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSの良かった点

王道で深みのあるストーリー

ドラゴンクエストと言えばの勇者が魔王を倒すという王道ストーリーはもちろん、

ストーリーを終えてみると副題の過ぎさりし時を求めてという言葉以外XIに合う副題はないだろうと思うぐらいしっくりくる。

題材やまとめ方もキャラクターが多いながらも

  • それぞれの戦う理由
  • それぞれの過ぎ去りし時を求める旅

がしっかりと描かれている。

完全版で追加されたボイスがあるおかげでよりドラマティックにストーリーに没入することが出来た。

ボス前のムービーシーンや要所要所のキャラクターの掛け合いはロトゼタシアでの長く険しい冒険を盛り上げてくれた。

仲間たちを強化していくのが楽しい

主人公や仲間はスキルパネルというシステムを使い強化していく。

仕組は単純で、

レベルアップ時にもらえるポイントをスキルパネルで消費することでスキルを覚えたり、ステータスがUPする仕組み。割とRPGだとよくあるようなシステム。

在り来たりだけどこれが楽しい。

序盤はなかなかポイントが割り振れずパネルの解放が全然進まない状況が続くが、こつこつとポイントをためて、全体攻撃技を最短で覚えたり、状態異常技を優先して覚えるなどの自由さがある。

しかもゲーム後半になれば一度にもらえるポイント量も増えてガツっとキャラクターを強化することが可能。

スキルを覚えて、バトルをこなしレベルを上げ、さらにスキルを覚えて・・・。

脳死でレベル上げをしてしまうぐらいだんだんとバトルと強化が快適に楽しくなってくる。

さらに仲間の強化はスキルだけでなく専用装備の製作や装備強化によりさらに強くなっていく。

じわじわと様々な方法でパーティーを強くしていく作業とも言えない作業・・・。

楽しすぎる。

補足として、強化だけでなく仲間との冒険をさらに楽しく、より愛情を注げる要素が3つある。

  1. 専用装備は仲間それぞれに何種類もあるので収集要素としてガッツリ遊べる
  2. 専用装備は見た目が変わるのでカッコイイ装備や可愛い装備を仲間に着せたくなる
  3. フォトモードでロトゼタシアの美しい風景と一緒に仲間と記念写真がとれる

CGのクオリティがすごい

武器グラフィックはすべて装備を変えると見た目も変わるしアイコンもそれぞれ専用に作られている。

防具グラフィックに関してもすべてではないが着せ替え要素があり、みためがガラッとかわるので自分なりに着せ替えて楽しめる。

イベントやムービーシーンも映像に力が入っていてストーリーに深く没入出来た。

すべてのグラフィックは荒さがなく、丁寧に緻密に作り込まれていて質感の表現が素晴らしいの一言。

やっぱドラクエは戦闘が楽しい

ドラクエらしい戦闘は健在。

先ほどの良い点と被る部分ではあるがレベルが上がるにつれてだんだんとグループ攻撃や全体攻撃ができるようになり通常の雑魚戦は効率的になり、

ボス戦ではバフやデバフでより戦闘を有利に展開させ、連続技や高火力技で大ダメージを与える爽快感が味わえる。

と思いきやボスの全体高火力技でPTが半壊したのを回復厚めで立て直ししたりとヒヤヒヤする場面も。

こういう駆け引きがたまらなく面白い。

なにより気楽にプレイしたいときと「よーし!やるぞ」と腰を据えてプレイするときの作戦を変えながら遊べるのがありがたい。

雑魚戦ではオート倍速プレイでながら見で他の事をしながらレベル上げや素材集め。

ボス戦では自分で命令を出し瞬間瞬間の戦況に応じて指示を出せる。

バトルへの向き合い方をプレイヤーの気分、状況などで選べるのはRPGというジャンルにおいてかなり嬉しいポイント。

長く遊べるボリュームだからこそ、一番時間のかかるバトルの部分を極力ストレスがかからないように工夫されているように感じた。

やりこみ要素の量が尋常じゃない

メインのストーリーだけで50時間以上の時点でなかなかのボリューム。

そこからクリア後の要素がマジで尋常じゃないボリュームで軽く100時間は超えてきます。

  • 真ボスに向けたさらなるストーリー展開
  • 100近くの依頼クエスト
  • クリア後に行けるいくつかの高難易度ダンジョン
  • 最強装備作り
  • モンスター図鑑埋め
  • 装備図鑑埋め
  • 称号集め

全部コンプリートしようとするとおそらく150時間超えてくるボリュームに。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSのいまいちな点

個人的にはいまいちな点は全然ないですが、この部分は嫌な人は嫌だろうなという部分について話します

丁寧すぎるストーリー導線

次の行先は村人から聞き込みや自分の足で右往左往しなくても、マップ上のピンクマークのところにいけば次どこに行けばいいかわかる。

自分で悩みながらやっと見つけたキーアイテム!みたいな達成感はなく現代的な丁寧でわかりやすい作りになっている。

従来からのドラクエファンにとってはやらされてる感を感じる人もいるかもしれない。

スキルパネルが若干不便

キャラそれぞれにスキルパネルがあり、物語を進めレベルがあがるにつれてスキルポイントが手に入る。

詳しいパネルのシステムは省略するが、

例えば、

片手剣を装備していたら、スキルパネルも片手剣側を強化していくのは当然で

途中で両手剣に装備したら、もちろん両手剣のスキルを強化したいところ・・・。

しかし序盤はポイント自体が少ないので、そのたびにスキルリセットをしスキルを降りなおすことになる。

リセットは教会や女神像じゃないと出来ないのも不便。

ちなみに後半はポイントにも余裕が出てくるのでリセットの回数もだんだんと減ってくる

3Dモードにあるフィールドのアクション要素

細い道では綱渡りのような演出。

高い段差では踏ん張って上る演出。

プレイヤーで行けない場所はモンスターに乗って移動。

など

これらの要素がロトゼタシアという土地で自分で道を見つけて冒険している演出に一役買っている。

正直個人的には嫌いじゃない

ただ人によってはテンポが悪い、素材集め、経験値稼ぎ中などストレスになる部分かもしれない。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSのまとめ

良かった点、いまいちだった点を話してきましたがいかがだったでしょうか?

今だとAmazonで4200円で新品が買えるので値段とボリュームから考えてもかなり破格。


もしある程度時間が確保できて、RPGというジャンルが好きな人には絶対プレイしてほしい1タイトルです。

ドラクエやったことないんだよな・・・独特の絵柄もなんか苦手だなぁ・・・。

なんて人もドラクエ11Sの作り込み具合にきっとお気に入りの1タイトルになるはず。

それでは最後にどのような人にオススメかというと

  • 様々なJRPGを遊んでいる人
  • ドラクエを今まで避けてきた人(王道ストーリーに飽きている人)
  • やり込みが好きな人
  • 色んなゲームを遊びたい人(DQ11はかなり時間がかかるため
  • せっかちな人
  • コツコツ遊ぶのが苦手な人

ということでドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSのクリアレビューでした。

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もしよければドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSや記事の感想をコメントしてもらえたら嬉しいです。ではまた次の更新でお会いしましょう! ばいばい

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