ワンピースファンはもちろん、無双シリーズ好きなら買い!
どうもノエです。
今回は2021年12月9日に発売したONE PIECE 海賊無双4をクリアしたのでレビューしていきます。(ネタバレ無しです)

ちなみにXBOX GAME PASSを通してプレイし、クリア状況としては実績コンプリートした状態です。

遊び終わった感想としては、原作を追っていない自分でもしっかり楽しめるそんなタイトルでした。
「良かった部分」
「ここはどうなの!?」
っていう部分も何個かあり、プレイする中で若干気になったので今回のレビューで触れています。
- 原作のストーリーを追体験しながら、壮快な一騎当千アクションが楽しめる
- 後半の最後はゲーム内でオリジナルストーリーが展開!
- 40人以上のプレイアブルキャラクターが登場
- キャラ事に数多くある必殺技やフォームを自分でカスタマイズ
ONE PIECE 海賊無双4の評価
各要素の評価
キャラ・デザイン | 斬新、シルエットが気持ち良い。 | |
グラフィック | 質感や空気感が表現されている | |
音楽 | 耳に残る、サントラ出たら買いたいか | |
ストーリー | 盛り上がる・引き込まれるか | |
操作性 | UIはわかりやすいか、説明は十分か、カメラワークはどうか | |
システム | 斬新、やりこめる、計算されている | |
ボリューム | 価格とクオリティはどうか | |
総合 | トータルでどうか |
総合評価
総合評価:27.5/35.0
星平均:3.93/5.00
約星4評価になりました。各項目の詳細については長くなるので割愛。
- キャラクター1体1体の作り込みは版権ゲーのお手本になるレベル【キャラデザ+】
- ストーリーは各章ごとにしっかりと山場がありモチベーションが保ちやすい【ストーリー+】
- 攻撃の合間にコンボを途切らせずにダッシュ出来たりとストレスフリーに遊べる【操作性+】
- 海賊無双ではド派手な技がショートカットで発動でき、自由に設定出来る【システム+】
- 育てられるキャラ数が多くステージ数も多いが自己満足で作業感が強い【ボリューム-】
- 戦闘中でも自由にBGMを変更できて好きなBGMを好きなだけ聞ける【音楽+】
- 1ステージが長く、中断セーブがない【システム-】
というのが主な理由。
キャラクターやメインのストーリーは丁寧に作り込まれていて、戦闘面やキャラ育成の仕組みも無双シリーズだとかなり遊びやすく出来ています。
しかし、やり込み要素の散りばめ方がとてつもなく雑に感じました。沢山のキャラクターたちを丁寧に作り込んでいるもののそれらを活かせる場所が無い・・・と言った所です。
【評価基準】
良ゲー | 期待以上でクオリティが高く、丁寧に作りこまれている | |
凡ゲー | 特に可もなく不可もない。時間が余ってる人 |
それではいつものごとく、ゲームの概要をおさえた後、良かった部分とここはどうなのって部分について話していきます。
ONE PIECE 海賊無双4の概要紹介

進化した『ONE PIECE』無双アクション!
本作は、「リアルなONE PIECEの戦場体験」をコンセプトに、
アクション中に破壊される建物や土煙が漂う空気感を追求!
従来の「海賊無双」では出来なかった新要素を盛り込むことで、
これまで以上に爽快な「ONE PIECE」無双アクションを実現!
(※公式より一部抜粋)
販売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
開発元 | 株式会社コーエーテクモゲームス |
リリース日 | 2020年3月26日 |
ジャンル | 無双アクション |
対応ハード | Switch,PC,XBOX One,PS4,Android,iOS |
推定クリア時間 | 約45時間程度 |
ONE PIECE 海賊無双4の特徴

海賊無双4はワンピースと無双シリーズのコラボレーションタイトルの第4作目です。
ワンピースのハチャメチャとした世界観はゲーム内で上手く表現されていて、戦闘中には少しボタン連打しただけでも軽く何百という敵をなぎ倒す爽快感が味わえます。

味方と敵という対立関係だけでなく、第三勢力の介入があったりと1ステージ遊ぶだけでも中々ボリュームを感じられる内容になっています。


他シリーズの無双と違う点としては体のサイズが全然違うキャラを操作できる点があげられます。劇中の迫力がゲーム内でも再現されド派手な演出とアクションでシリーズファン、無双ファンどちらにも満足のいくタイトルです。

大きいキャラクター操作時は目線の高さがグッとあがります。まるで像が蟻を踏みつけるように敵を一網打尽に無双することが出来るので、他の無双シリーズには無いプレイ感が味わえるのも特徴の1つです。
ONE PIECE 海賊無双4のゲームの流れ

海賊無双4のモードには以下の3つのモードがあります。
- 原作のストーリーを追体験出来るドラマティックログ
- クリア済みのステージを好きなキャラで遊べるフリーログ
- ゲームだけのオリジナルストーリーが楽しめるトレジャーログ


基本的にはドラマティックログを進めて、ストーリー上で解放される仲間や新しいフォームを駆使しながらアラバスタからワノ国までの激動の物語を堪能。
ある程度強くなったらトレジャーログ、戦闘がキツイ場合はフリーログで強化していくような進め方でした。
ステージをクリアすることで毎回キャラクター強化用のコインとベリーが手に入るので、忘れずにキャラを強化。

強化には海図(キャラごとに用意されたスキルツリーのようなもの)があるので、コインとベリーを消費してステータスや新しい技、スキルを習得していきます。
「あのコインがあれば・・・ あと3,000ベリーあれば・・・」
と強化出来そうで出来ない!集めに行くか!とついつい周回プレイをしてしまう中毒性がある部分でもあります。
ゲーム終盤では育てたお気に入りキャラクターたちのスキルや技をカスタマイズして素材やベリーを稼ぎ、別のキャラクターを強化していくような流れになっていきます。
ONE PIECE 海賊無双4の良かった点
良かった点については、面白い部分・気持ち良い部分・ゲームの肝になる部分について触れた内容になっています。
具体的には
- 原作の再現度が高い
- 技やフォームの種類が豊富で作品愛を感じる
- キャラクターのカスタマイズ要素が無双シリーズの中で最もわかりやすい
- 全実績解除のためのハードルが高くない
- 音楽が良い ギア4のテーマはかなり熱い!
といった内容に。
詳細について話していきます。
原作の再現度が高い
海賊無双4で表現されるキャラクターたちは、漫画原作ということもあり、デフォルメが大きくかかっていたり漫画的な表現が多分に含まれています


しかも手書きのアニメーションと違ってゲーム内の映像は3DCGで表現されていて、崩した表現というのが難しく表現の仕方によっては違和感さえ感じるものもあります。
ところが本作は漫画的な表現をしていても違和感がなく、なんだったらゲーム中に流れるムービーはプレイ中の熱も相まってスピード感や迫力がアニメ・漫画以上に感じられて臨場感が凄まじいです。

このクオリティで表現してもらえるのはワンピースが好きな人からするとかなり嬉しいでしょうし、原作をあまり追ってない自分でも読み返してみようかなと思えるぐらいの迫力でした。
技やフォームの種類が豊富で作品愛を感じる

無双シリーズだと四角ボタンで通常攻撃、三角ボタンでチャージ攻撃のイメージが強いと思います。海賊無双4でもチャージ攻撃には各キャラクターの必殺技が割り振られています。
さらに海賊無双4ではゲージが貯まるたびに発動できる特殊技やフォームが存在していて、4つのボタンに割り振ることで発動でき、特殊技の種類もかなりの量があります。
なんと、それだけじゃないんです。
フォームが変わるキャラクターが何人かいて、そのキャラクターに関してはフォーム専用の特殊技に切り替わるのでこだわりがハンパじゃないです。
1キャラクターにどんだけ技があるんだ!?
と遊んでいてかなりビックリしました笑
ルフィに例えると特殊技が10以上にフォーム用に技も存在していてと考えただけでかなりの量の特殊技があるのは簡単に想像できてしまうと思います。

キャラクターのカスタマイズ要素が無双シリーズの中で最もわかりやすい
キャラクターのカスタマイズ要素として
- 成長の海図:新しい技やステータスの強化、スキルの解放
- 特殊技:覚えた技やフォームをボタンに割り振る
- スキル:戦場で発動する常時効果
の3つがあります。



従来の無双シリーズで例えると武器と武器を掛け合わせてスキルを継承させて、強くしていくといったものでしたが海賊無双4は簡単になっています。
海図すべてのマスを埋めればキャラのステータスはMAXになります。取得率やマスの色が変わるなど何をすれば強くなるかがわかりやすいので迷わないのが良いですね!右に行けばいくほど素材の入手難易度が上がっていくので簡単と言いつつも遊びごたえのある要素となっています。
全実績解除のためのハードルが高くない
実機解除に必要な条件はほとんどが遊んでいると自然と解除できるものになっています。
主な内容としてはキャラクターの解除や倒した数の合計やクリアステージの評価と進行度などです。
一部時間のかかる実績もありますが、他無双シリーズと比べると緩くはなっているのでストーリーを追いつつ、
もっとやり込みたい!
と思ったら全実績解除を狙ってみても良いと思いました。
音楽が良い!ギア4のテーマはかなり熱い!

海賊無双4で印象に残っているのが「ギア4のテーマ」です。
正直他のBGMに関してはいつもの無双系のロックなBGM!ぐらいの感想なんですが、このBGMは頭一つ抜けているように感じました。
というのもギア4を使うタイミングが強敵と戦っていて、これでもかとありとあらゆる大技を叩き込む場面だったりするんです。そこでこのギア4のテーマ・・・。
熱いんですよ、熱すぎる。
ゲーム終盤、実績解除にチャレンジしている際には高難易度に頻繁に挑戦するので、かなりお世話になるBGMということもあり印象に残っています。
ONE PIECE 海賊無双4のいまいちな点
いまいちな点としてあげたのは主に痒いところに手が届かない。といった内容になってます。
先に言っておくといまいちな手のほとんどが本編を一度クリアした後のキャラ育成や実績解除などの作業プレイになったときにネックに感じる部分であろう点をあげています。
本編プレイ中は熱量も高くのめり込めるので、そこまで気になることはなかったです。
具体的にはつまらない部分・気持ち良くない部分・手間がかかる・時間がとられる部分というようなものが当てはまり、ONE PIECE 海賊無双4は以下の通り。
- ほとんどのステージがクリアまでに時間がかかる
- 中断セーブが出来ない
- シールドのせいで爽快感が損なわれる
- やり込み要素が雑に感じる
一つ一つ詳細について話ていきます。
ほとんどのステージがクリアまでに時間がかかる
海賊無双4のステージは小さいマップがほとんどなく、広い1ステージを縦横無尽にかけめぐり兵隊長を何体倒せ!や〇〇体倒せ!などのミッションをこなしていきます。
そして最終的にはボスを倒してクリアとなるのですが、基本的にはミッションをこなさないと進行していかないので必ず段階的にミッションをクリアしていく必要があります。
そしてステージの攻略途中で第三勢力の介入が入るとクリア目標が変更になりさらにクリアまでの時間が伸びていきます。
個人的には短くサクっとクリアできるこじんまりとしたステージと頂上決戦みたいにド派手で大きなステージがバランスよくあれば個人的に良いなと思いました。
ずっと頂上決戦だとしんどいですね。

ステージ下からスタートして敵を倒しながら一番上にいるカイドウを倒しにいくというもの。ベリー稼ぎに使える唯一のステージ。
中断セーブが出来ない【PC版のみ】
本作においては一番引っかかる部分です。さきほどのステージの長さと相乗効果で凶悪とすら言えます。
コンシューマー機で遊んでいる人はホーム画面にいくなりスリープで対処できるかもしれませんがPC版の場合は負けるかクリアするかでしか戦闘を辞める手段がないです。
シールドのせいで爽快感が損なわれる
敵・味方問わずネーム付きのキャラクターはシールドがついていて、シールドを破壊することでより多くのダメージが通るようになります。
シールドを壊した瞬間ブレイク状態となり一定時間敵は無防備になります。その間になるべく攻撃を加えるのですがブレイクから再度シールドが復活する際に無敵時間がついています。
これがまあまあテンポが悪くなっちゃうんですよね、しかも後ミリで倒せたのにシールドが復活したときと来たら・・・。難易度が高くなるほど壊すシールドの数も多くなるので1人のボスを倒すのに時間がかかってきます。
周回中に何度も悩まされる部分になるので念頭に置いておいたほうが良いかもしれません。
やり込み要素が雑に感じる
やり込み要素として
- 各キャラクターを育てる(40人以上)
- ステージの評価をSにする
などが存在しているのですがそれをしたからどうなるの?というのが正直な感想です。
やり込んだ先がないのでやる意味あるのか?と思ってしまうんですね。
例えばですが、キャラクター専用ステージがあるだとか、難しいステージのクリア報酬が手に入る、カンストさせるとより快適に遊べるアイテムがもらえる。
となると頑張って育てるしステージをやり込む”意味”がでてくるというもの。
海賊無双4ではキャラ数もステージ数もかなり多いはずなですが、本編クリア後のお楽しみ要素的な部分がちょっと薄いなと感じてしまいました。
もしかするとトレジャーログがやり込み要素の1つなのかもしれませんが、あまり期待しないほうが良いです。
なぜならキャラクターとステージの組み合わせが何パターンかあってミッションを数個こなして最後ボスを倒せ!とワンパターンのものが永遠と続くだけだからです。(オリジナルストーリーという謳い文句も無いに等しい)
それでも報酬が豪華なら頑張れたかもしれません。目の先に見えるわざとらしいぐらいの報酬・・・。にんじんを目の前にぶら下げて欲しかった・・・。
クリアするだけカンストさせるだけは味気なかったです。
ONE PIECE 海賊無双4のまとめ
良かった点、いまいちだった点を話してきましたがいかがだったでしょうか?
全実績解除まで約45時間かかりましたが、全キャラクターの育成、全ステージの評価Sをとろうとするとおそらく倍近くは時間がかかるとおもいます。

海賊無双4のなによりも優れている点は
- キャラクターのCGや技などの1体1体の作り込み
- 壮快なアクション
この2つに尽きます。
なので本編の怒涛のストーリー展開に胸を熱くして、その思いをボタンに載せて縦横無尽にキャラを操作する。これだけでも海賊無双4を遊ぶ価値というのは十分にあります。
ネックになる部分はやはりいまいちな点でも語ったようにクリア後のやり込みの部分の雑さでしょうか。
僕は一気に遊んだのでクリア前とクリア後のやれる遊びの熱量の違いをより一層強く感じて後半は作業感が強くなっていました。アクション自体は面白いので毎日コツコツ遊んでいくなどしてマンネリ防止は必要になってくるでしょう。(ここはどの無双シリーズも同じかも?)
それでは最後にどのような人にオススメかというと
- ワンピース好きか嫌いかで言えば好きな人
- 無双シリーズが好きな人
- 素材を集めてキャラクターをコツコツ強化するのが好きな人
- ワンピースを受け付けない人
- 草刈り・作業ゲーが嫌いな人
ということでONE PIECE 海賊無双4のクリアレビューでした。